ドル買い優勢、ドル円は133円台後半へ、マイナス成長受けてポンド下落=ロンドン為替概況

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ドル買い優勢、ドル円は133円台後半へ、マイナス成長受けてポンド下落=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、ドル買いが優勢。米消費者物価指数や生産者物価指数の伸び鈍化を受けたドル売りに、週末を控えて調整が入っている。東京時間にデイリー・サンフランシスコ連銀総裁が、9月会合で50bp利上げが妥当としながらも、75bp利上げの必要性についてオープンとの姿勢を示していた。市場は米金融当局者の積極利上げ姿勢に変化はないとの印象を受けていた。ただ、東京市場での値動きは限定的。ロンドン時間に入るとまずユーロドルやポンドドルに売りが入った。米債利回りが一時上昇したことに反応していた。この日発表された第2四半期の英GDP速報値は前期比マイナス0.1%とパンデミック時以来のマイナス成長となった。市場予想マイナス0.2%をわずかに上回ったことで、発表当初はポンド買い反応がみられたものの、その後すぐに売りに転じた。ポンドドルは1.22付近から1.21台前半へと下落している。ユーロドルも連れ安となり1.03台前半から1.02台後半へと軟化。ただ、ユーロ買い・ポンド売りが強まったことでユーロの下げ幅は限定的。ポンド円が162円台後半から161円台割れまで下落する一方で、ユーロ円は137円台半ばから前半で下に往って来いとなっている。その他通貨にも次第にドル買いの動きが波及。ドル円は133円台前半での揉み合いを上放れて133.70台に上昇。東京市場では堅調だった豪ドル/ドルは0.7120付近から0.7080台へと反落している。

 ドル円は133円台後半での取引。東京市場では133円台前半と、前日海外市場からの高値圏での揉み合いが続いた。ロンドン序盤に動きは鈍かったが、ポンドドルなどの下落とともにドル買い圧力が再燃し、133.72近辺に高値を更新している。

 ユーロドルは1.02台後半での取引。東京市場では1.03台前半での揉み合いが続いたが、ロンドン序盤に米債利回りが一時上昇したことを受けて1.0320付近から下押しされている。1.03台割れから1.0285近辺に安値を広げている。ユーロ円は137.62近辺を高値に一時137.11近辺まで下落も、その後は再び137円台半ばに買い戻されている。対ポンドでのユーロ買いが入っており、ユーロの下落を限定的なものとしていた。この日発表されたユーロ圏鉱工業生産が予想を上回る伸びだったことも下支えとなったようだ。

 ポンドドルは1.21台前半での取引。第2四半期の英GDP速報値が前期比マイナス0.1%と発表された。パンデミック時以来のマイナス成長となった。発表当初は市場予想マイナス0.2%を上回ったことでポンド買い反応がみられたが、すぐに売り圧力が高まった。1.22ちょうど付近から1.2116近辺まで安値を広げている。ポンド円は162.80近辺まで買われた後、売りに転じると安値を161.80近辺まで広げた。ユーロポンドは0.8450付近で下げ止まると一気に0.8490付近まで上昇した。ユーロ圏とは対照的に英鉱工業生産は前月比マイナスと前回から落ち込んだ。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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