英中銀は予想通り0.50%利上げ、発表後にポンド急落=ロンドン為替概況

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英中銀は予想通り0.50%利上げ、発表後にポンド急落=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、ポンドが急落した。英中銀は予想通り0.50%ポイントの利上げを発表、1.75%に政策金利を引き上げた。ただ、市場は票割れが8対1だったことに敏感に反応。テンレイロ委員が0.25%ポイント利上げを主張していた。全会一致ではなかったことでポンドドルは一瞬1.22台をつけたあと、一気に1.21台割れへと下落している。ポンド円も163円台後半から161円台後半へ下落。対ユーロでもポンドが急落した。また、英中銀は9月からの英国債売却開始も発表した。四半期ごと約100億ポンド規模で開始するという。詳細は9月1日ごろの発表となる。インフレは10月に13.3%でピークとなる見通し。第4四半期にはリセッション入りの見込み、などとしている。ただ、外部からの物価圧力が長期化すれば、必要に応じて強力に対応するとしている。その他主要通貨では円安、ドル安の動きが先行。昨日の米ISM非製造業景気指数が予想外に強い内容だったことや、台湾周辺海域での中国の軍事演習で衝突などの事態が起きていないことに欧州株や米株先物が買われたことが背景。ドル円は134円台前半で、小幅に高値を伸ばした。ユーロ円は137円台手前まで上昇、ポンド円は急落前には164円手前まで買われていた。ユーロドルは1.02手前まで上昇。ただ、ポンド急落を受けて足元ではやや円買いやドル買いに傾いている。ドル円は134円台割れ、ユーロ円は136円台前半、ユーロドルは1.01台後半で上昇一服に。

 ドル円は133円台後半での取引。序盤はじり高の動きとなって、高値を134.42レベルまで伸ばした。その後は買い一服。ポンド円の急落を受けて134円台割れへと反落している。

 ユーロドルは1.01台後半での取引。序盤はじり高の動き。1.0160付近から一時1.0198近辺まで買われた。その後はポンドドル急落の影響で1.0160台へと戻している。ユーロ円は買いが先行し、高値を136.92近辺まで伸ばしたが、ポンド円急落の影響で136.10付近まで反落している。対ポンドではユーロは堅調。

 ポンドドルは1.20台後半での取引。序盤は買いが先行し、1.21台半ばから1.22台手前へと上昇。しかし、英中銀が0.50%ポイントの利上げを8対1の票割れで決定と発表されると一気に急落。1.22台に一瞬乗せたあとは1.21台割れへと下落している。ポンド円も162円台半ばから163円台後半に買われたあと、161円台後半へと急落している。ユーロポンドは0.8350付近から0.84台前半へと急伸している。英中銀はインフレ兆候に強力に対応するとしている。一方、第4四半期にはリセッション入りの見込みとしており、困難な状況を想定している。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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