米メキシコ湾岸の石油生産から撤退の動き、パーミアン盆地の生産量は過去最高を更新中
今週、石油大手シェルが米メキシコ湾岸の石油・ガス開発事業の権益2件の売却を検討していると伝わった。売却額は最大15億ドル規模。これに続いて、米コノコフィリップスが米メキシコ湾岸の石油プラットフォームや油田の権益売却を検討していると報道されている。米コノコフィリップスは深海水域のエネルギー生産から撤退するようだ。それぞれロイター通信が伝えた。
米国ではパーミアン盆地など陸上の石油生産が中心となっており、この盆地のシェールオイル生産量は過去最高水準を更新し続けている。米エネルギー情報局(EIA)の掘削生産性報告(DPR)によると、8月のパーミアンの生産量は日量544万5000バレル程度まで拡大する見通し。イーグルフォードやバッケンなどでもシェールオイル生産は上向き。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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