ドル円の上昇止まらず=東京為替概況
ドル円の上昇止まらず=東京為替概況
昨日の米消費者物価指数(CPI)を受けたドル高基調が継続。ドル円はCPI直後に137円80銭台を付けた後、米長期金利の下落に137円10銭前後まで下落。137円30銭前後で東京朝を迎えると、じりじりとドル高が強まり、前日高値を超えて午前中に約24年ぶりの138円台を付けた。
その後はいったん138円前後でもみ合いとなったが、午後に入って一段高。ロンドン勢の本格参加を前に上値トライの勢いが強まり138円40銭台まで。
ドル高の基調の中ユーロドルは1.0020前後まで。昨日のCPI後にいったんパリティを割り込んだユーロドルは、その後の反発に1.0120台まで付け、少し値を落として1.0060台で東京朝に。東京市場でじりじりと値を落とし1.0010台まで。
10時半の雇用が強く出た豪ドルは、その手前からの上昇が続く形で昼過ぎに0.6785前後まで。もっとも午後は上値が重く0.6750割れまで。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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