朝方の円安進む、その後はもみ合いに=東京為替概況
朝方の円安進む、その後はもみ合いに=東京為替概況
前日の海外市場で137円台を維持出来ず、一時は136円台半ば割れを付けたドル円。136円台後半で東京朝を迎えると、寄り付きからしっかりとなった日経平均の動きなどが支えとなり、ドル高円安が進行。137円25銭前後を付ける動きを見せた。
その後少し調整が入りもみ合いに。午後は137円割れを付けるなど、やや頭の重い展開も、値幅は限定的に。
昨日節目のパリティ1ユーロ=1ドルを付けたユーロドル。その後の調整に1.0070台まで上昇した後、1.0030前後で東京朝を迎えた。東京市場ではもみ合いが続き、1.00台前半推移に。ユーロ円は朝の円安に137円台前半から137円70銭台まで上昇も、その後はもみ合いとなった。
11時に政策金利が発表されたNZドルは、若干売りが出る場面が見られたが、その後値を戻した。6会合連続利上げ、3会合連続の0.5%自体は織り込み済み。声明で中期的な経済の下振れリスクに触れた点などが重石となり、0.6130台から0.6106前後までもっとも、その後下げ分を完全に解消するなど、売りが続かず。声明全体にサプライズ感がなく、反応が限定的なものにとどまった。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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