東京株式(寄り付き)=反落、欧州株急落でリスクオフムード
6日の東京株式市場は売り先行で始まり、寄り付きの日経平均株価は前営業日比233円安の2万6190円と反落。
前日の欧州株市場は全面安商状となり、ドイツやイタリアで3%近い下落をみせたのをはじめ下げ幅も総じて大きかった。リスクオフの流れは米国株市場でも継続し、主要株価指数は揃って安く始まったものの、売り一巡後は下げ渋る展開となり、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は大きくプラス圏に切り返している。リセッション懸念が拭えないなか米長期金利が低下したことで、これがグロース株(成長株)に追い風となった。ただ、不安定な投資家心理は東京市場にも波及しそうで、今週末のオプションSQ算出やETF分配金捻出に伴う売り圧力なども警戒されるなか、きょうは下値リスクが意識されやすい。
出所:MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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