続伸、ドライブシーズン入りで高値に負けず米ガソリン需要が上振れ=NY原油概況
NY原油先物7月限(WTI)(終値)
1バレル=122.11(+2.70 +2.26%)
ニューヨーク原油は続伸。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が2.68~2.70ドル高。その他の限月は0.03~2.61ドル高。
米国のガソリン小売価格は平均で過去最高値を更新し続けているものの、ドライブシーズンの皮切りとされる米メモリアル・デーを含んだ今回の米エネルギー情報局(EIA)の週報で、石油製品需要は上振れした。ガソリン需要が日量919万9000バレルまで拡大したことが背景。石油製品需要は合計で日量2022万7000バレルと、3月18日終了週以来に日量2000万バレルの大台を上回った。
時間外取引で7月限は堅調。通常取引開始後に119.44ドルまで押し戻され、上げ幅を一時的にほぼ消したが、その後は買いが再び強まり123.18ドルまで上げた。
MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。