アジア株は上昇 香港株は1週間ぶり高値 アリババとバイドゥの決算受け投資家心理改善、売上高が予想上回る

アジア株は上昇　香港株は1週間ぶり高値　アリババとバイドゥの決算受け投資家心理改善、売上高が予想上回る

東京時間14:00現在
香港ハンセン指数　　 20661.48（+545.28　+2.71%）
中国上海総合指数　 3139.44（+16.33　+0.52%）
台湾加権指数　　　　 16249.76（+280.93　+1.76%）
韓国総合株価指数　 2636.47（+24.02　+0.92%）
豪ＡＳＸ２００指数　　　 7180.60（+74.72　+1.05%）
インドＳＥＮＳＥＸ３０種　 54594.32（+341.79　+0.63%）

アジア株は全面高、前日の米株大幅上昇を好感した買いが続いている。香港株高も材料視されており、台湾や豪州など上げ幅を拡大している。

香港株は1週間ぶり高値をつけている。アリババとバイドゥの上げを受け、他のハイテク関連も連れ高となっている。バイドゥは15.7%高と約8週間ぶり高値をつけている。アリババは12.5%高、JDドットコムは5.4%高、美団は4.5%高。アリババの第1四半期決算の売上高は上場以降で最も低い伸びを記録し、バイドゥの売上高は前年同期比で1%増と微増だった。2社とも決算の内容はいいとは言えないが、予想を上回ったことで市場では安心感が広がっているもよう。ロシアや中国コロナ規制による影響は限定的との見方が広まっている。投資家心理改善で不動産や医療品、消費者サービス、エネルギー関連など他の業種も総じて上昇している。