続落、OPECプラスが7月増産の上積みを検討=NY原油概況
NY原油先物7月限(WTI)(終値)
1バレル=60.79(-0.15 -0.25%)
ニューヨーク原油の期近は続落。石油輸出国機構(OPEC)プラスが7月の増産幅について、これまでに報道されている日量41万1000バレル以上の増産を検討する可能性があると伝わったことが重し。OPECプラスで協調減産を実施してきた主要8カ国は4月からこの縮小を開始しており、5月以降については従来の予定から増産幅を拡大している。この8カ国は31日のオンライン会合で7月の生産量を決定する。
時間外取引で7月限は61.72ドルまで買い戻しが優勢となったが、上げは続かずマイナス圏に押し戻された。通常取引開始後は59.74ドルまで一段安。ただ、引けにかけては下げ幅を削った。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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