アジア株 香港株は0.4%安、アリババ決算を警戒 上海株は上昇に転じる
アジア株 香港株は0.4%安、アリババ決算を警戒 上海株は上昇に転じる
東京時間14:02現在
香港ハンセン指数 20078.99(-92.28 -0.46%)
中国上海総合指数 3127.81(+20.34 +0.65%)
台湾加権指数 15991.51(-112.52 -0.70%)
韓国総合株価指数 2613.60(-3.62 -0.14%)
豪ASX200指数 7116.50(-38.74 -0.54%)
インドSENSEX30種 53842.95(+93.69 +0.17%)
アジア株は高安まちまち。
上海株は上昇に転じている、政策期待の買いが続いているもよう。
中国深セン市は、新エネルギー車1台の購入につき最大1万元、携帯やコンピューター、家電の購入に最大2000元の補助金を支給すると発表した。中国政府は連日、景気対策を打ち出しているものの影響は限定的で、政府目標の5.5%前後の成長率達成は難しいとの見方が濃厚。中国首相は25日、同国の経済について2020年のパンデミック時よりも深刻だと指摘している。
上海市では6月1日から百貨店やショッピングモールの営業が再開されるが、再び感染者が増え、コロナ規制が再導入されるのではないかとの不安も広がっている。北京市では感染者がなかなか減らないことを受け、同市保健委員会主任が解任されたと報じられている。
香港株は0.46%安、きょう予定されているアリババやバイドゥの決算発表を前に警戒感が強まっている。ロシア情勢や中国政府による締め付け、中国感染拡大に伴うロックダウンなどの影響がどこまで出るかが注目されている。
執筆者 : MINKABU PRESS
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