ディックス・スポーティングが下落 ガイダンスを下方修正=米国株個別
スポーツ用品のディックス・スポーティング・グッズ<DKS>が下落。取引開始前に2-4月期決算(第1四半期)を発表し、既存店売上高は予想ほどの減収とならず、1株利益、売上高も予想を上回った。ただ、株価は冴えない反応。ガイダンスも公表しており、通期の既存店売上高および1株利益の見通しを下方修正したことが嫌気されている。サプライチェーン問題とインフレ加速が業績を悪化させた。
決算発表と同時に公表した投資家向けプレゼンテーションでは、「マクロや地政学の環境が不透明さを増す中で、サプライチェーン問題を反映し、通期見通しを修正することが賢明だった」と述べていた。
(2-4月・第1四半期)
・既存店売上高:-8.4%(予想:-10.8%)
・1株利益(調整後):2.85ドル(予想:2.47ドル)
・売上高:27.0億ドル(予想:26.3億ドル)
・在庫:+40.4%
(通期見通し)
・既存店売上高:-2~-8%(従来:-4~0%)(予想:-2.3%)
・1株利益(調整後):9.15~11.70ドル(従来:11.70~13.10ドル)(予想:12.65ドル)
(NY時間09:43)
ディックス・スポーティング<DKS> 66.81(-4.43 -6.22%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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