ダウ平均は再び300ドル超の下げ プーチン大統領の要請をロシア上院が承認で再び緊張感高める=米国株
NY株式22日(NY時間11:40)
ダウ平均 33777.38(-301.80 -0.88%)
ナスダック 13419.98(-128.09 -0.93%)
CME日経平均先物 26710(大証終比:+280 +1.05%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は再び300ドル超の下げ幅となっている。ウクライナ情勢が切迫しており、序盤の米株式市場は売りが先行し、ダウ平均は取引開始後すぐに300ドル超下落した。しかし、市場は意外に冷静な反応を見せ、売り一巡後は買い戻しも見られ、ダウ平均も下げ渋っていた。
ウクライナ情勢は依然として切迫しているものの、市場には行方を見極めたい雰囲気も広がっており、様子を見守っているようだ。ウクライナ情勢がロシアと西側諸国との本格的な軍事衝突に発展するのか確認したい意向もあるようだ。また、米ロ首脳会談に双方が原則合意したとの報道も緊張を幾分和らげていた模様。
ただ、再び売りが強まっており、ダウ平均は300ドル超の下げ幅となっている。プーチン大統領がロシア上院に対して、ドンバス地方への軍派遣承認を要請し、それに対してロシア上院が承認したことや、ホワイトハウスが現地時間午後2時(日本時間23日4時)にバイデン大統領がロシアとウクライナの最新情勢について演説を行うと発表したことで再び緊張感を高めている模様。
アップル<AAPL> 164.93(-2.37 -1.42%)
マイクロソフト<MSFT> 287.29(-0.64 -0.22%)
アマゾン<AMZN> 2994.74(-57.29 -1.88%)
アルファベットC<GOOG> 2594.03(-15.32 -0.59%)
テスラ<TSLA> 820.79(-36.19 -4.22%)
メタ・プラットフォームズ<FB> 202.06(-4.10 -1.99%)
AMD<AMD> 116.10(+2.27 +1.99%)
エヌビディア<NVDA> 233.68(-2.74 -1.16%)
ツイッター<TWTR> 33.10(-1.22 -3.55%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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