アプライドが決算受け時間外で株価上昇=米国株個別
半導体製造装置のアプライド・マテリアルズ<AMAT>が引け後に11-1月期決算(第1四半期)を発表し、サプライチェーン問題にもかかわらず、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、第2四半期のガイダンスについては予想を下回る慎重な見通しを示している。
半導体業界はその旺盛な需要に対応するため、同社の製造装置を増やそうと必死になっている。しかし、半導体製造装置は複雑で、重要な機能を制御するために独自のチップを必要とすることから、同社は注文に対応するだけの生産が難しくなっている。
決算を受け時間外で株価上昇。
(11-1月・第1四半期)
・1株利益(調整後):1.89ドル(予想:1.85ドル)
・売上高:62.7億ドル(予想:61.7億ドル)
半導体システム:45.7億ドル(予想:45.5億ドル)
グローバルサービス:13.2億ドル(予想:13.3億ドル)
ディスプレイ・周辺機器:3.66億ドル(予想:3.49億ドル)
・粗利益率(調整後):47.3%(予想:47.4%)
(2-4月・第2四半期見通し)
・1株利益(調整後):1.75~2.05ドル(予想:1.96ドル)
・売上高:60.5~66.5億ドル(予想:64.3億ドル)
・粗利益率(調整後):約47.0%(予想:47.6%)
(NY時間17:29)時間外
アプライド<AMAT> 145.90(+4.94 +3.50%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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