大幅反落、ウクライナ国境付近からロシア軍が一部撤収=NY原油概況
NY原油先物3月限(WTI)(終値)
1バレル=92.07(-3.39 -3.55%)
ニューヨーク原油は大幅反落。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が3.39~3.29ドル安。その他の限月は3.23~1.47ドル安。
ウクライナ国境付近で軍事演習を行っていたロシア軍が一部撤収を開始したことが緊迫感を後退させた。ロシア国防省によると、南部・西部管区の一部部隊は基地に帰還する。クリミアで軍事演習を終了した部隊も撤収を始めた。15日にはシュルツ独首相とプーチン露大統領が会談しており、独首相は会談後の共同会見で「(撤収が)さらに続くことを望む」と語った。
時間外取引で3月限は下落し、通常取引序盤には90.66ドルまで一段安となった。ただ、その後は安値からやや切り返した。
MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。