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FX/為替「米雇用統計への警戒感が浮上」 外為トゥデイ 2022年2月2日号

マネ育チャンネル 

外為トゥデイ

目次

▼1日(火)の為替相場
(1):RBAのハト派姿勢を受けて豪ドル下落
(2):独経済指標は強弱まちまち
(3):米ISM製造業は予想を上回るも3カ月連続低下
(4):米株高で豪ドル/円やポンド/円が上昇

▼1日(火)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報

▼本日の見通し

▼ドル/円の見通し:上値は重いが下値も堅い

▼注目の経済指標

▼注目のイベント

1日(火)の為替相場

1日(火)の為替相場期間:1日(火)午前7時10分~2日(水)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):RBAのハト派姿勢を受けて豪ドル下落

豪中銀(RBA)は政策金利を0.10%に据え置いた。また、大方の予想通りに資産買い入れプログラム(週40億豪ドル)を2月中に終了させると発表。注目の利上げに関するスタンスについては「インフレ率が持続的に2-3%の目標範囲内に収まるまで利上げは行わない」「インフレ率は上向いているが、目標範囲内に持続的に収まったと結論付けるには時期尚早だ」として慎重な姿勢を維持した。市場には、インフレ率の上昇を踏まえ、RBAが7-9月期に利上げを開始するとの見方が広がっていただけに、豪ドルは一時売りが強まった。なお、これより前に発表された豪12月小売売上高は前月比-4.4%と大きく落ち込み、市場予想(-2.0%)を下回った。

(2):独経済指標は強弱まちまち

独12月小売売上高は前月比-5.5%と、予想(-1.4%)以上に落ち込んだ。一方、その後に発表された独1月雇用統計は、失業者数が4.80万人減、失業率は5.1%となり、予想(0.60万人減、5.2%)より良好だった。

(3):米ISM製造業は予想を上回るも3カ月連続低下

米1月ISM製造業景況指数は57.6(予想57.5、前月58.8)となり、3カ月連続で低下。構成指数では仕入れ価格が上昇した一方、新規受注が低下した。雇用は10カ月ぶりの水準に上昇した。

(4):米株高で豪ドル/円やポンド/円が上昇

米国株が引けにかけて上げ幅を拡大すると豪ドル/円やポンド/円も一段高となった。豪ドル/円はRBA理事会後の下落の反動もあって81.79円前後まで上昇。ポンド/円は英中銀(BOE)が3日の会合で50bp(0.5%ポイント)の利上げを行うとの観測も相まって155.20円前後へと上昇した。なお、米国株はフィラデルフィア連銀のハーカー総裁が3月の50bp利上げは「必要ない」と発言した事を好感した模様。ハーカー総裁の発言を受けてドルが軟化したため、ドル/円は上値が重かった。

1日(火)の株・債券・商品市場

1日(火)の株・債券・商品市場

外為注文情報

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外為注文情報(ドル/円)

【情報提供:外為どっとコム】

  • ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(無料)では「取引分析」 を選択することで、チャート上に注文情報の表示が可能です。
  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

 

本日の見通し

本日の見通し

ドル/円の見通し:上値は重いが下値も堅い

昨日のドル/円は終値ベースで約0.4%下落。一時114.57円前後まで弱含む場面もあった。米連邦準備制度理事会(FRB)が3月に50bp(0.5%ポイント)の利上げを行うとの「過度な引き締め」への懸念が後退する中、ドルが下落した。

フィラデルフィア連銀のハーカー総裁は3月の25bp利上げを支持するとして、50bpの利上げは「必要ない」との見解を示した。また、ハーカー総裁は、新型コロナ変異株「オミクロン」の感染拡大によって、4日に発表される米1月雇用統計は弱い結果になると指摘。本日は雇用統計の前哨戦である米1月ADP全国雇用者数の結果に注目したい。市場予想は前月比18.4万人増となっており、前月の80.7万人増から急減速すると見られている。

本日のドル/円は米1月雇用統計への警戒感から上値の重い展開が予想される。もっとも、FRBの「過度な引き締め」への懸念が後退した事で株価が上昇するなど、市場はリスクオフの流れから脱却した模様だ。このため、ドル/円の下値は限定的だろう。

注目の経済指標

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※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

●免責事項

マネ育チャンネル:外為どっとコム

執筆者 マネ育チャンネル

執筆者 : マネ育チャンネル|外為どっとコム

マネーを育てよう!をテーマに、外為どっとコム総合研究所に所属する研究員が執筆するオリジナルレポートのほか豪華講師陣の貴重なFXレポート、個人投資家や著名投資家のインタビュー記事など、バラエティ豊かな情報を配信しています。為替トレンドに合わせた特集記事やFX初心者でも安心の学習コンテンツを用意しており、個人投資家の取引技能の向上に寄与すべく活動しています。

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