ドル円は買戻しの流れ継続 午後にFOMCの結果発表=NY為替
きょうのドル円は買戻しの流れが続いており、114.35円近辺まで買い戻されている。この日はリスク回避の雰囲気も一服し、米株式市場も下げを一服させる中で、ドル円は買い戻しを膨らませているようだ。本日の21日線が114.80円付近に来ており、目先の上値メドとして意識される。
午後にFOMCの結果が発表される。日本時間27日4時頃。市場では3月利上げ開始と早期バランスシート縮小の可能性を示唆してくるものと見られている。市場では年4回の利上げがコンセンサスとなりつつあるが、一部では、インフレ次第ではその回数が増えるのではとのタカ派な見方も出ている。また、3月は通常の0.25%ではなく、0.5%の大幅利上げを実施してくるとの見方まで広がっている。
しかし、今回のFOMCでは、3月利上げ開始と早期バランスシート縮小の可能性以上の内容は出ないものと見られている。市場の一部からは、材料出尽くし感から、ドル売りの反応になるのではとの見方もあるが、同時に株高・円安の反応が出れば、ドル円は逆に上昇の反応との見方もあるようだ。
USD/JPY 114.34 EUR/JPY 129.00
GBP/JPY 154.50 AUD/JPY 81.86
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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