ペイパルが反発 アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ=米国株個別
決済サービスのペイパル<PYPL>が反発。アナリストが投資判断を「中立」から「買い」に引き上げた。同社は競争、マクロ環境、事業構成において成長と利益の不確実性に直面している。しかし、成長と利益の感応度分析では、評価リスクが上向きに傾いていることを示唆しているという。目標株価も224ドルに引き上げており、昨年末終値から19%の上昇余地を示唆している。
同社株は昨年の下落で、2年後の予想1株利益から算出した株価収益率(PER)は51倍から28倍に低下した。税金対策の売りもすでに終了し、市場は23年の業績見通しからの評価に焦点を合わせている。同社の売上高の年成長率は21%になる可能性があると考えており、今年の同社株はより建設的に設定されると考えていると述べた。
(NY時間10:13)
ペイパル<PYPL> 191.99(+3.41 +1.81%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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