過度な警戒感に対する調整もあり、ドル円は113円台を回復=東京為替概況
過度な警戒感に対する調整もあり、ドル円は113円台を回復=東京為替概況
ドル円は前日の海外市場で112円60銭台まで値を落とす場面が見られた。オミクロンの感染者が米国で初めて見つかり、市場の警戒感につながった。東京朝も112円台後半でスタートしたが、その後113円台を回復するなど、堅調な動きに。
アジア株が総じて買われるなど、リスク警戒の動きが後退。オミクロンへの警戒感は残っているものの、過度な警戒感に対する調整が入る格好となった。
朝方127円50銭台を付けていたユーロ円が128円20銭台を付けるなど、クロス円も総じてしっかりとなっている。
ユーロドルは振幅。対円でのユーロ買いなどに昼前に1.1340近くまで買いが入るも、その後値を落とす動きに。
昨日財務相辞任に売りが出た後、2014年以来の介入実施で買いが入り、その後再び売りが出るなど荒っぽい動きを見せたトルコリラは対ドルで13.40台でトルコ勢待ち。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。