クアルコムが決算受け時間外で株価上昇=米国株個別
クアルコム<QCOM>が引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。5Gデバイスの需要急増と市場への参入により、第4四半期は強い見通しを示した。サプライチェーン問題を克服していることが示唆されている。
同社のアモンCEO氏は「必要なものを確実に入手できるようにサプライヤーを多様化させた」と述べた。また、同社は自動車メーカーなどに半導体を販売することで、携帯電話チップへの依存度を下げる取り組みも行っている。「携帯だけではなく、多くの成長ベクトルがある」と同CEOはインタビューで述べた。時間外で株価上昇。
(7-9月・第4四半期)
・1株利益(調整後):2.55ドル(予想:2.26ドル)
・売上高:93.2億ドル(予想:88.6億ドル)
QTC:77.3億ドル(予想:72.1億ドル)
QTL:15.6億ドル(予想:15.6億ドル)
携帯:46.9億ドル(予想:43.6億ドル)
RFフロントエンド:12.4億ドル(予想:10.8億ドル)
オートモーティブ:2.70億ドル(予想:2.73億ドル)
IoT:15.4億ドル(予想:14.9億ドル)
(10-12月・第1四半期見通し)
・1株利益(調整後):2.90~3.10ドル(予想:2.58ドル)
・売上高:100~108億ドル(予想:97.3億ドル)
QTC:84~89億ドル(予想:79.4億ドル)
QTL:16~18億ドル(予想:17.3億ドル)
(NY時間17:25)時間外
クアルコム<QCOM> 147.50(+9.02 +6.51%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。