円安の動きにやや調整入る、ドル円114円台前半=ロンドン為替概況

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円安の動きにやや調整入る、ドル円114円台前半=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、円安の動きにやや調整が入った。ドル円は東京市場で一時114.70レベルと2017年11月以来の高値水準をつけた。その後は買い一服となり、ロンドン序盤には114.30レベルまで反落する場面があった。クロス円も上昇一服、ユーロ円は一時133円台割れ、ポンド円は157円台半ば割れまで下押しされている。ポンド安の面もあり、ポンドドルは1.38台割れから1.3750台まで下押し、対ユーロでもポンド売りが入った。ユーロドルは1.16台半ばから1.1620割れ水準まで一時下げたが、その後はやや持ち直している。ポンド相場はロンドン朝方に発表された9月の英消費者物価指数が前年比+3.1%と前回+3.2%からやや伸びが鈍化した点に反応していた。先の見えないインフレ高進とはならなかったと市場に受け止められたようだ。一方、9月ユーロ圏消費者物価確報値は前年比+3.4%と速報値から変わらず、英国よりも高水準を維持した。また、この日突然、バイトマン独連銀総裁が年末をもって辞任すると表明した。市場は目立った反応を示していないが、ECB内でタカ派として知られる同総裁の辞任が今後の政策運営バランスにどう影響するのか注目される。

 ドル円は114円台前半での取引。東京午前に114.70レベルと2017年11月以来の高値水準をつけた。その後は上値が重くなり、ロンドン序盤には114.30レベルまで下押しされた。欧州株や米株先物は売買交錯も値幅は狭く落ち着いた値動きとなっている。東京午前の会見で磯崎官房副長官が「為替の安定は非常に重要であり、引き続き市場の動向を注視していく」と述べた。ただ、為替の水準についてのコメントは差し控えるとしていた。海外勢はこの発言を円安けん制と捉える向きもあったもよう。

 ユーロドルは1.16台前半での取引。東京午後に1.1652レベルまで買われたあと、ロンドン序盤には1.1617レベルまで下落。その後はやや下げ渋っている。ユーロ円は東京午後につけた133.48レベルを高値に、ロンドン時間に入ると売りに押されて132.88レベルまで下落。その後は133円台乗せへと下げ一服。対ポンドではユーロ買いが優勢だった。9月ユーロ圏消費者物価確報値は前年比+3.4%と速報値から変わらずの高水準だった。

 ポンドドルは1.37台後半での取引。東京市場で1.3815レベルまで買われたが、上値は重くロンドン市場では売りに押されている。足元では安値を1.3752レベルまで広げた。ポンド円は東京市場で158.22レベルまで買われたあと、売りに転じており、ロンドン時間には157.40近辺まで下押しされている。ユーロポンドは0.8430付近から0.8450台へと上昇。ロンドン朝方に発表された9月の英消費者物価指数が前年比+3.1%と前回+3.2%からやや伸びが鈍化した点に反応していた。先の見えないインフレ高進とはならなかったと市場に受け止められたようだ。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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