金融や資源株に売り=米国株午後
NY時間の午後に入って、ダウ平均は軟調な地合いを続けている。寄り付きは100ドルを超えるプラスで始まったが、序盤に買われていたインテル<INTC>がマイナスに転じるなど、上値の重い展開。GAFA銘柄の下げなども見られ、ハイテク・ICTなどに売りが出ている。また、新型コロナの感染拡大を受けたテーパリング開始の遅れが懸念される中、ゴールドマン<GS>やJPモルガン<JPM>といった銀行株の売りや、資源安を受けた石油メジャー・シェブロン<CVX>の売りなども目立っている。
前日比は、ダウ工業株30種平均が233.82ドル安の3万4753.20ドル、ナスダック総合指数が64.26安の1万4478.87、S&P500が17.19安の4342.84。
GAFA銘柄ではエヌビディア<NVDA>が3%を超える下げに。ネットフリックス<NFLX>、ツイッター<TWTR>なども大きく下げている。
ワクチン供給の拡大期待、mRNAワクチンのHIV、インフルエンザなどへの応用期待で昨日も大きく買いが入った米バイオ大手モデルナ<MRNA>は、一時の10%をはっきり超える上昇からは一服もかなり高い水準で推移している。
米バイオ医療ファイブロジェン<FGEN>が大きく下げている。慢性腎臓病貧血治療薬ロキサデュスタットの米食品医薬品局(FDA)での承認について、米食品医薬品局
(FDA)の心血管・腎臓薬諮問委員会(CRDAC)が証人品方向を示したことが重石に。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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