ドルの売り戻しが優勢、株高や米債利回り低下で=ロンドン為替概況
ドルの売り戻しが優勢、株高や米債利回り低下で=ロンドン為替概況
ロンドン市場は、ドルが売り戻されている。前日の米株式市場が大きく反発した流れを受けて、きょうも欧州株や米株先物が堅調に推移している。米消費者物価ショックを受けた相場の混乱は落ち着いてきている。為替市場ではドル売りが優勢。ドル円は109円台前半へと軟化。ユーロドルは再び1.21台に乗せている。ポンドドルも1.40台後半に高値を伸ばしている。クロス円は株高や原油相場の下げ渋りを受けてやや円売りが優勢だが、値幅は限定的。ユーロ円は132円台半ば、ポンド円は153円台後半、豪ドル円は84円台後半で取引されている。このあとのNY市場では、米小売売上高、米鉱工業生産などの経済指標が発表される。
ドル円は109円台前半での取引。東京午前につけた109.66レベルを高値に、その後は売りに押される展開になっている。ロンドン序盤には109.25レベルまで下落。足元では109円台前半でやや下げ渋っている。前日の米株高を受けて欧州株も堅調に推移。NY原油先物は下げ渋り。米10年債利回りは一時1.63%割れまで低下した。米CPIショック相場は落ち着いてきている。
ユーロドルは1.21台前半での取引。東京朝方の1.2071レベルを安値に、その後は終日買いが優勢になっている。ロンドン序盤には1.2129レベルまで高値を伸ばした。足元では買い一服も1.21台は維持されている。ユーロ円も堅調な足取りを示している。ロンドン序盤には132.58レベルまで高値を伸ばした。その後は132円台半ばに高止まりしている。ドイツでのワクチン接種が進展していることが好感された面があったようだ。主要な欧州経済指標の発表はなかった。
ポンドドルは1.40台後半での取引。東京市場でつけた1.4036レベルを安値に、その後は買いが優勢になっている。ロンドン市場では1.4050レベルがサポートされており、高値を1.4080レベルに伸ばしている。ポンド円は下に往って来い。東京朝方の154.02レベルを高値に、ロンドン序盤に153.62レベルまで下押しされたあとは、154円手前まで反発している。ユーロポンドは上下動。序盤はユーロ買い先行も、その後はポンド買いの動きが盛り返している。0.86台前半での振幅にとどまっている。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
執筆者 : MINKABU PRESS
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