ユニティ・ソフトウェアが好決算発表 ただ、株価は戻り売りに押される=米国株個別
リアルタイム3Dコンテンツのプラットフォーム開発を手掛けるユニティ・ソフトウェアが1-3月期決算(第1四半期)を発表しており、1株損益の赤字が予想ほどではなかったほか、売上高が予想を上回った。第2四半期、通期の売上高は予想を上回る見通しを示している。
今回の決算を受けてアナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を125ドルに引き上げた。アップルの新たなプライバシー保護方針による識別子変更の影響は一過性になる可能性が高いと指摘し、今後、自動車やエンジニアリング、建設などの分野での収益機会がある可能性に言及した。
ただ、株価は上昇して始まったものの、IT・ハイテク株がインフレ警戒から下落する中で同社株も戻り売りに押される展開となり、前日付近に値を落としている。
(1-3月・第1四半期)
・1株損益(調整後):-0.10ドル(予想:-0.12ドル)
・売上高:2.35億ドル(予想:2.16億ドル)
(4-6月・第2四半期見通し)
・売上高:2.4~2.45億ドル(予想:2.30億ドル)
(通期見通し)
・売上高:10~10.2億ドル(予想:9.71億ドル)
(NY時間10:14)
ユニティ・ソフトウェア 84.90(+0.36 +0.43%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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