FOMC始まる 今回は変更なしが有力 場合によってはドル安の反応も=NY為替
きょうの為替市場は全体的にドル売りが優勢となっているものの、円安の動きも出ており、ドル円は買い戻しが優勢となっている。ドル円は4月に入って戻り売りが続いていたが、ここに来て一服感も出ているようだ。
きょうからFOMCが開催されており、明日の現地時間午後(日本時間29日3時頃)に結果が発表される。市場ではスタンスを含めて、今回は政策変更はないものと予想されている。一部からは将来の出口戦略を示唆するとの見方も出ているようだが、その可能性は低く、むしろ、6月に最新の経済見通しや金利見通しが公表されることから、そこで何らかの変更を与えるのではとの見方もあるようだ。
もし、予想通りに変更がなければ、為替市場はドル安の反応が加速する可能性も指摘されている。
USD/JPY 108.53 EUR/USD 1.2079 GBP/USD 1.3918
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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