アメックスが下落 営業収益が予想下回る=ダウ採用銘柄
アメックスが下落。1-3月期決算(第1四半期)を発表しており、1株利益は予想を大きく上回ったものの、営業収益が予想を下回ったことが嫌気されている。旅行とエンターテインメントでのカード支出の減少が続いており、収益を圧迫している。ただ、それらを除く支出は11%の増加となった。また、1株利益については、パンデミック対策で計上していた貸倒引当金の戻し入れが予想以上に多かったことが寄与している。
なお、インド中銀が同社に対して、新規顧客受け入れ制限措置を発表した。5月1日から。理由は、決済システムのデータ保存に関する指示に準拠していないことが判明したとしている。既存顧客には影響がないという。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益:2.74ドル(予想:1.62ドル)
・営業収益:90.6億ドル(予想:92.1億ドル)
・貸倒引当金戻入額:6.75億ドル(予想:3.95億ドル)
・総費用:67.5億ドル
(NY時間09:51)
アメックス 141.76(-5.40 -3.67%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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