ポンド午前中に急騰、ドル円はしっかり=東京為替概況
午前中にポンドが急騰する場面が見られた。朝方の1.4100台から1.4130前後まで上昇した後、午前10時過ぎにポンド買いが一気に進む展開に。1.4160超えまでジャンプアップ後、小さい振幅を経て1.4237まで上値を一気に伸ばした。すぐに1.41代後半に値を落とすと、その後はやや頭が重くなり1.4150前後まで。材料が入ったわけではなく、実需がらみ(政府関連でのワクチン購入費用などの可能性も)でのポンド買いの動きなどが噂される急騰となった。ポンド円も同様に朝の148円台半ば前後から149円手前まで上昇後に買いが広がり、150円07銭までの急騰。その後は149円台半ば前後での推移となっている。
ドル円は比較的しっかりの動き。ドル円は105円20銭前後から105円50銭台まで上昇。株安の動きを受けてリスク警戒の円買いもでていたが、ドル買い円売りの流れが勝る格好。22日NY市場から23日アジア市場にかけて105円割れを試したものの、大台を回復しており、下値しっかり感が強まった。
ユーロドルは1.2150前後での推移。ポンド高にもそれほどつられず1.2150台から1.2166までの上昇にとどまっている。午後はやや頭の重い展開に。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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