チポトレが下落 決算は見た目好調もコスト増を嫌気=米国株個別
メキシコ料理のファストフードを手掛けるチポトレ・メキシカン・グリルが商いを伴って下落。7-9月期決算(第3四半期)を発表しており、既存店売上高が予想を上回ったほか、1株利益も予想を上回った。ただ市場は、利益率の低下を嫌気している。
パンデミックでオンライン販売が3倍に急増し、全収益のほぼ半分を占めたという。しかし、それに伴ってデリバリー・コストが前年比で50%急増した。また、消費者が外食を減らしたことから、牛肉価格が上昇したことや、利益率の高い飲料の売上げが落ち込んだことが利益を圧迫した。
(7-9月・第3四半期)
・既存店売上高:8.3%(予想:7.5%)
・1株利益(調整後):3.76ドル(予想:3.46ドル)
・売上高:16億ドル(予想:15.9億ドル)
・人件費率:25.3%(予想:26.7%)
・店舗の営業利益率:19.5%(予想:19.0%)
・店舗出店数:44件(予想:38件)
(NY時間14:23)
チポトレ 1304.51(-62.15 -4.55%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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