東京株式(寄り付き)=売り買い交錯、米株高継続も上値重い
週明け12日の東京株式市場は売り買い交錯もやや売り優勢、寄り付きの日経平均株価は前営業日比30円安の2万3588円と続落。
前週末の米国株市場ではトランプ米政権が追加経済対策規模を従来から上乗せする案を提示したことを受け、NYダウ、ナスダック総合指数ともに3日続伸と上昇基調を継続している。ただ、日経平均は前週に先物を絡め週間で600円近く水準を切り上げたこともあって、足もとは目先利益確定の動きなどが顕在化し、上値の重い展開となりやすい。買い手掛かりに事欠くなか、引き続き米大統領選を巡る思惑に加え、今月下旬から国内企業の決算発表が本格化することもあり、相場環境の不透明感を助長している。一方、下値を売り込む動きも見込みにくい状況で、日経平均は比較的狭いゾーンでのもみ合いが予想される。
出所:MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
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