ドミノ・ピザが下落 売上げ好調もコスト増を嫌気=米国株個別
ドミノ・ピザが商いを伴って下落。6-8月期決算(第3四半期)を発表しており、既存店売上高は予想を上回ったものの、1株利益が予想を下回り嫌気されている。営業利益率も予想を下回った。
パンデミックで巣ごもりの消費者が増える中、デリバリーへの需要は高まったものの、その分、コスト増加も示された格好。アナリストからは、「同社はインセンティブの支払いが増加しており、コストを圧迫している。長期的な労働者の健康を考慮すれば、適切なアプローチではあるが、それがすべての利益拡大の可能性を取り除いた」との指摘も出ていた。
(6-8月・第3四半期)
・米既存店売上高:17.5%(予想:14.6%)
・1株利益(調整後):2.49ドル(予想:2.78ドル)
・売上高:9.68億ドル(予想:9.53億ドル)
・営業利益率:37.4%(予想:38.0%)
・四半期配当:0.78ドルで据え置き
(NY時間14:13)
ドミノ・ピザ 403.90(-27.15 -6.30%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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