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ドル円は105.40円近辺で振幅 ムニューシン米財務長官の発言もムード改善=NY為替

為替 

 NY時間の終盤に入ってドル円は105.40円近辺での振幅が続いている。きょうのNY為替市場はドル買いが一服する中でも、ドル円は105円台半ばでの堅調な推移が続いている。きょうで4日続伸しており、今週はドル円の買い戻しが活発化しているようだ。ロンドン時間の朝方に105.20円付近まで値を落としていたが、その水準では買いオーダーも活発に入るようだ。FRBがゼロ金利政策を実施する中で、日米の短期金利差がほぼなくなり、ドルのヘッジコストが低下している。下値では、日本の機関投資家による為替ヘッジ付きドル建て資産への投資に絡んだオーダーが入っているのかもしれない。

 ムニューシン米財務長官の発言もムードを改善させていたようだ。長官は追加景気対策の妥協案を巡り、ペロシ下院議長(民主党)との協議を再開する意向を示している。長官はきょう、上院銀行委員会の公聴会で証言。新型ウイルス危機に対応するための的を絞った救済パッケージは「なお必要だ」と言明。「民主党側に話し合う用意があるのなら、こちらも超党派の法律制定を目指しいつでも協議する意向だ。早急に成立させようではないか」と述べた。

 ペロシ下院議長も会見で協議再開への期待を表明したが、民主党が主張する2.2兆ドルの支援策の規模に関して譲歩の姿勢は見せなかった。トランプ大統領は1.5兆ドルであれば支持する考えを示しているが、それでも多くの上院共和党議員が支持する規模を上回る。

 ただ一方、リスク回避の円買いの動きもあることから、上値を積極的に追って行く動きにも乏しい。本日の21日線が105.65円付近に来ているが、その付近での上値抵抗は強そうだ。

USD/JPY 105.41

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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