ドル円は再び下落 このあとISM非製造業景気指数の発表=NY為替
朝方の米経済指標を通過して再びドル売りが優勢となっており、ドル円は105.40円近辺まで下落している。
このあと日本時間23時に7月のISM非製造業景気指数の発表が予定されている。予想は55.0と前回(57.1)からの低下が見込まれている。前回6月分は経済封鎖からの再開でサービス業のセンチメントも急速に回復していた。今回はその反動が出るとみられているようだ。
気掛かりは感染第2波の拡大加速であろう。州によっては部分的な経済活動への制限が再度実施される中で、消費者のセンチメントにもその影響が表れつつあり、サービス業は弱い需要の矢面に立たされている状況もある。その辺が今回の指標に表れるリスクは警戒される。
ISM非製造業景気指数(7月)23:00
予想 55.0 前回 57.1
USD/JPY 105.42
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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