英国は経常赤字国でマイナス金利導入ならポンド安の反応との見方も=NY為替
先ほどからポンドドルは下げ渋る動きが出ているものの、きょうは1.30ドルを試す動きも見られるなど調整の動きが続いている。1.30ドル付近では強気派の買いオーダーもみられるようだ。ただ、割り込むとフィボナッチ50%戻しの水準が控える1.28ドル台半ばまでの下落も視野に入りそうだ。
今週は6日に英中銀金融政策委員会(MPC)が予定されている。今回は政策変更はないことが確実視されているが、経済見通しも発表され注目される。市場ではマイナス金利の動向が意識されているが、もし、マイナス金利が導入された場合、ポンドはネガティブな反応が予想されるとの声が聞かれる。英国は経常赤字国であることから、日本やスイスにような経常黒字国の反応は見られないという。
また、英国と米国の金利差もポンドにとってはネガティブとの見方も。
GBP/USD 1.3058 GBP/JPY 138.59 EUR/GBP 0.8998
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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