反発、ガソリンを中心に米国の石油需要は引き続き回復=NY原油概況
NY原油先物8月限(WTI)(終値)
1バレル=40.62(-0.01 -0.02%)
ニューヨーク原油の期近は反発。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比0.28~0.34ドル高。その他の限月は0.34~0.65ドル高。
米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で、石油製品需要が堅調だったことが相場を押し上げた。ガソリン需要は日量876万6000バレルまで一段と回復した。ただ、輸入の増加を背景に原油在庫が増加したことが重しとなり、上値は伸びなかった。
時間外取引で8月限は軟調。40.30ドルまで下落した。米石油協会(API)が発表した米週間石油在庫統計が重しとなったが、売りは続かず、前日終値前後でもみ合いとなった。通常取引前半も方向感はなかったものの、終盤にかけて41.08ドルまで上昇し、プラス圏を維持して引けた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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