円相場の存在感乏しい、軸となる手がかりが見えず=東京為替概況

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 28日の東京為替市場でドル円は107.90円まで強含み。前日のニューヨーク市場のレンジ内を維持したものの、日本の財政懸念や株高を背景に円売りがやや優勢だった。

 ただ、コロナ禍を乗り越えるための景気対策によってすべての国の財政が悪化していることから、財政懸念による円売りは限定的。ドル円がレンジ相場を続けていることからすると、株高・円安パターンも値動きの主役にはなっていない。

 香港市民の自由や人権を一段と制限する国家安全法が成立し、中国と主要国の対立が強まる見通しだが、リスク回避の円買いもみられず。最近は逃避的な円買いよりもドル買いのほうが目立っている。

 ユーロ円は118.96円付近まで水準を切り上げ、4月以来の高値を更新した。新型コロナウイルスで打撃を受けた加盟国を支援するため、欧州委員会が7500億ユーロの基金を設けることを提案したことが昨日から支援要因となっている。ただ、基金の設立に際して初となる共同債を発行することや、このうち5000億ユーロが返済の必要のない補助金であることから協議は難航する見通しで、ユーロ円は高値から押し戻された。

 ポンド円は132.35円付近まで上昇後、132円ちょうど付近まで失速。

 豪ドル円は71円前半で小幅安。一時は71.54円付近まで強含んだが、その後軟化した。

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執筆者 : MINKABU PRESS

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