今夜の注目材料は=外為どっとコム総研 神田卓也
今夜の注目材料は
東京市場のドル/円は、クロス円の下落に連れて売りが先行すると、一時は3月18日以来となる107.10円台まで下落。ただ、その後は日本株が下げ幅を縮小する中、107.90円台に値を戻すなど下げ渋る展開となりました。欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。
3/30(月)
16:00 スイス3月KOF景気先行指数
17:30 英2月消費者信用残高
17:30 英2月マネーサプライM4
18:00 ユーロ圏3月消費者信頼感指数・確定値
18:00 ユーロ圏3月経済信頼感指数
21:00 独3月消費者物価指数・速報値
23:00 米2月住宅販売保留指数
※☆は特に注目の材料
ドル安・円高の流れがどこまで続くのか注目しましょう。ドル/円は3月9日から24日までの上げ幅の38.2%押し(107.69円前後)を一時下抜けました。次のメドは半値押しにあたる106.45円前後、そして61.8%押しが105.20円前後となります。
執筆者 : 神田卓也|株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役調査部長
株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 証券株式会社を経て、1991年㈱メイタン・トラディション入社。インターバンク市場にて、為替・資金・デリバティブ等の取引業務を担当し、国際金融市場に対する造詣を深める。2009年同社入社。