ドル円は上げ幅を伸ばし、一時111.60円近辺まで急上昇=NY為替後半

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 NY時間の終盤に入ってドル円は上げ幅を伸ばしており、一時111.60円近辺まで急上昇している。本日の安値から170ポイント超上昇。ウイルス感染は依然として拡大が続いているものの、新規感染者数は減少傾向も見せている。中国当局の発表データに懐疑的な見方はあるものの、警戒感の一服に繋がっている模様。しかし、収束の気配まではまだ確認できていない。

 このような中で市場では、中国の景気対策への期待感が高まっており、一部からは明日、中国人民銀行が利下げを発表するのではとの見方も出ている。第1四半期の成長は最悪が予想されるものの、中国政府の景気刺激策次第では、第2四半期にはV字回復も期待できるといった楽観的な声も出ているようだ。

 また、ドル買いのほか、日本のリセッションへの懸念が円安を呼び込んでいるとの指摘も聞かれた。

 本日の条件もドル円の買いを呼び込んでいる可能性もある。ひとつは明日20日がゴトウビにあたり、明日の東京時間の午前に実需買いオーダーが期待されること。そして、本日にロングを作り、NY時間夕方の日付変更線をまたげば、4日分のスワップが付く。

 ユーロドルは1.08ドルちょうど付近での振幅。ドル買い優勢の中、ユーロドルは上値の重い展開が続いている。今年に入ってユーロドルは売りが続いており、今月に入ってその動きが加速。さすがに過熱感は否めず、下値では買い戻しも出ているようだが、本格的な浮上の気配は依然として見えない状況。

 1-3月の中国経済は減速が確実視されている。そのような中で市場では、特にドイツ経済への影響が懸念されておりユーロを圧迫しているようだ。中国はドイツの主要輸出国であるが、今回のウイルス感染でドイツ経済もマイナス成長が警戒されている。この日発表の米住宅指標は予想を上回る内容だったが、好調な米経済指標とウイルス感染がドルの魅力を高めており、ユーロドルは下げ過ぎ感は強まっているものの、さらに下値を模索するとの見方も出ている状況。

 ポンドは見切り売りが強まっている。ポンドドルはストップを巻き込んで1.2910ドル付近まで一時下落。来月に発表される英予算案を巡って市場は期待感を高め、ポンド買いが強まっていたが、EUとの貿易協定締結のリスクもある中、買いは続かず、見切り売りが出ている格好。

 きょうは英消費者物価指数(CPI)が発表され、電気・ガス料金の上昇を受けて6ヵ月ぶりの高水準となった。ポンドは買いの反応を見せたものの、すぐに上値を抑えられたことも、見切り売りを誘っているのかもしれない。CPIは英中銀の想定範囲内でもあり、金利に対する見方に変化はないとの声も出ている。しばらくは据え置きとの予想を裏付けるCPIではあった。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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執筆者 : MINKABU PRESS

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