突っ込み警戒感から反動高 23200円-23500円のレンジ◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆
突っ込み警戒感から反動高
●18日のNY株式市場はアップルが下げダウは続落したが、ナスダック指数は小幅ながら過去最高値を更新。アップルが「新型コロナウイルスの流行による生産と需要の下振れで、1~3月期の売上高が会社予想が未達だ」と発表したことから同社株が売られ、ダウは一時281ドル安まで拡大したが、ウォルマートが買われて相場を下支えた。
ダウ工業株     29232.19(-165.89)▼0.56%
ナスダック      9732.74(+  1.56)△0.02%
S&P500     3370.29(-  9.87)▼0.29
●本日の日経平均は突っ込み警戒感から、反動高と読む。CME日経平均先物の終値は2万3190円で、昨日の東京市場の日経平均終値2万3193円とほぼ同水準。本日早朝の大阪取引所の日経平均先物CMEと同値の2万3190円。
★日経平均株価のポイント
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 2万3494円 75日線
  2万3193円 昨日終値
 2万3190円 CME日経平均先物
 2万2947円 26週線
 2万2775円 2月3日安値
●騰落レシオ(25日) 71.94%
昨年1月16日以来の低水準で売られ過ぎ
●今週の予定
19(水)
日 1月 輸出入 
日 1月 貿易収支 
英 1月 消費者物価指数(CPI)(前年比) 
米 1月 住宅着工件数 
20(木)
英 1月 小売売上高(前月比) 
米 2月10日週次 新規失業保険申請件数 
米 2月 フィラデルフィア連銀業況指数 
欧 2月 消費者信頼感指数速報値 
21(金)
日 1月 全国コア消費者物価指数(CPI) 
欧 1月 EU基準消費者物価指数(HICP)改定値(前月比) 
米 2月 マークイット総合購買担当者景気指数(PMI)速報値 
米 1月 中古住宅販売戸数 
米 前週分 CFTC建玉明細 
国内・外資の大手金融機関で経験を積んだのち、『あすなろ投資顧問』に在籍。市場動向分析、市場心理分析、チャートだけでは語らない「大局的な視野」を持ち日々銘柄を分析。顧客に寄り添うアドバイスに定評があり、個人投資家の資産形成をサポートいたします。
        