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ポンドは戻り売り優勢 今週のMPCへの見方はなお分かれる=NY為替

為替 

 ポンドドルはNY時間にかけて戻り売りが優勢となっており、1.30ドル台半ばに値を落としている。新型コロナウイルス感染への懸念から、きょうの為替市場はリスク回避のドル買いが優勢となっており、ポンドドルは下押しされている。本日の21日線は1.3095ドル付近に来ているが、その水準を下回る動きとなっている。

 ポンドに関しては今週の英中銀政策委員会(MPC)が最注目だが、先週発表の英雇用統計やPMIのデータから、直近高まっていた利下げ期待は後退している。ただ、市場の見方は二分しており、現段階では利下げ期待のほうが若干高いようだ。

 利下げ期待の中には、新型コロナウイルス感染への影響も指摘されているが、情報や先行きがなお混とんとしている中で、今回のMPCで、議論に上るかどうかは未知数と思われる。

GBP/USD 1.3046 GBP/JPY 142.24 EUR/GBP 0.8443

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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