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日経平均2020年1月20日~24日の見通し 高値どこまで? 安値は?

達人の予想 

通常国会召集、米中貿易交渉第一幕目から二幕目へ

【2020年1月20日~24日までの日経平均株価の見通し】

24160円~23720円 それぞれ振れ幅を±150円とします。

テクニカル支援材料としてはトレンド基調強め。中期的にはなお上値余地あり。
ファンダメンタル面ではやや割高。円水準やアメリカ好況、米中対立第二幕目の幕間などで先行きへの期待感、1月税金調整明けの個人の買い気刷新をこれまで売り越していた外国人投資家が煽る展開になる印象を持っています。
好事魔多しともいいますので晴れ間に次の雨種の「雲」がないかを探りつつ、利確で足元確保の上、半導体におけるアメリカスタンダートの動きに乗っていきたいですね。

【今週のポイント】
●中国での新型コロナウイルスの拡散懸念
中国では18日ころから春節(日本の正月休みに相当)で国民の3分の一以上が旅行に出かけます。
海外旅行にも700万人以上でかけ、日本旅行も大人気の渡航先です。
新型ウイルス拡散懸念があり、日本のみならず世界にパンデミックが心配されます。
成長率6%台を今年の目標にする中国にとって、新型ウイルス騒動は予想以上に経済への深刻な打撃となりえます。
⇒アメリカ経済がけん引しているからよいようなものの、アメリカ経済が減速した場合、世界不況に突入
(まだ、そうなるには時間猶予があります)

●1月20日通常国会開催
本来であれば、通常国会開催と同時に衆議院解散という観測もあったわけですが、桜の会、カジノIR、選挙違反等、政権の足元を揺るがす事件が続き、安倍首相は慎重になっていると思われます。現内閣に改憲させたくない勢力には狙い通り、というところでしょう。サウジのサウジアラムコIPO前、9月14日に施設に謎の攻撃があり、IPOが3か月伸びた時と似て、解散も3か月前後延びる可能性がでてきました。まだ、予算成立後解散の線は消えていないので、国会動向には注意したいですね。
国会開催後、新たな現内閣への追及が厳しければ内閣支持率低迷につながり、相場の頭を抑えかねないでしょう。
しかし、野党も自衛隊海自中東派兵反対と表明しつつ、「命にかけても反対か」と問われれば真実味のある回答はできていないので、ここは政権リーダーはスキャンダルによる委縮ではなく、国民にしっかり施政哲学を語るべき時ではないかと思います。
国民はそんなにバカじゃないことに信頼感を置くべきでしょう。国の運営を遅滞させる抵抗勢力のような政治家を見抜く目を持つ国民は少なくないと思います。
なお、国会次第で日経平均の水準や展開、銘柄の流れは変わります。

●3月末決算企業の企業業績
割高・割安を見極める企業業績への関心が高まりつつあります。手持ち銘柄入れ替え期でもあります。

【相場に影響を与えそうな経済指標&スケジュール】
●1月20日(月)
◇国内
通常国会召集
日銀金融政策決定会合(21日まで)
◇海外
キング牧師生誕記念日で米国市場休場
カナダ 中国通信機器大手・華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟副会長身柄引き渡し審理開始

●1月21日(火)
◇国内
黒田日銀総裁会見
日銀「経済・物価情勢の展望」(展望レポート)
◇海外
世界経済フォーラム(ダボス会議、24日まで)
米12月中古住宅販売件数、
ユーロ・ZEW景況感指数

●1月22日(水)
◇国内
12月首都圏新規マンション発売
全国百貨店売上高
◇海外
米・MBA住宅ローン申請
米・住宅価格指数11月分

●1月23日(木)
◇国内
景気動向指数11月確報値
12月貿易統計
11月全産業活動指数
◇海外
米12月CB景気先行総合指数
米新規失業保険申請件数
ユーロ圏 欧州中央銀行(ECB)定例理事会、ラガルド総裁会見

●1月24日(金)
◇国内
12月消費者物価指数
12月18-19日の日銀・金融政策決定会合議事要旨
◇海外
米景気先行指数12月分
ユーロ製造業PMI(非製造業分も)
中国春節(市場は30日まで休場)

【先週のマーケット おさらい】
●2020年1月14日
寄付 23,969.04
高値24,059.86
安値 23,951.66
終値 24,025.17

●2020年1月15日
寄付 23,923.48
高値23,997.39
安値23,875.82 ・・・この週の安値
終値23,916.58

●2020年1月16日
寄付 23,960.2
高値 23,975.38
安値 23,905.38
終値 23,933.13

●2020年1月17日(金)
寄付 24,103.45
高値 24,115.95・・・・この週の高値
安値24,013.75
終値24,041.26

【この週(先週)の木村佳子の予想】
23600円台が確率的には一番安定する値として
24100円~23680円 ±200円
とします。

執筆者 木村佳子

執筆者 : 木村佳子|エコノミスト

個人投資家向け経済情報、資産運用に強いエコノミスト。日本IRプランナーズ協会/理事長、日本チャート分析家協会JCAA、(社)くらしとしごと生活者フォーラム代表。CFP、一級FP技能士(国家資格)早稲田大学大学院フアイナンス研究科卒(専門職MBA)

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