今夜から明朝の注目材料は=外為どっとコム総研 神田卓也
今夜から明朝の注目材料は
東京市場のドル/円は、108.60円台まで売りがやや先行しましたが、日本株が堅調に推移する中で下値は堅く、108.80円台に持ち直す展開となりました。欧米市場の動きが気になりますが、まずは注目材料を確認しておきましょう。
11/18(月)
18:00 デギンドスECB副総裁講演
22:00 デコス・スペイン中銀総裁講演
22:00 ロシア10月鉱工業生産
22:20 レーンECB専務理事講演
24:00 米11月NAHB住宅市場指数
26:00 メスター米クリーブランド連銀総裁講演
30:00 米9月証券投資動向
30:45 NZ7-9月期生産者物価指数
11/19(火)
07:05 ケントRBA総裁補講演
09:30 RBA議事録
※☆は特に注目の材料
先週は、木曜日に「米中は通商合意に難航」と英紙が報じた事で円が買われましたが、金曜日にはロス米商務長官とクドロー米国家経済会議(NEC)委員長の楽観発言で円売りに傾くなど、米中通商協議に絡む報道に一喜一憂する展開でした。今夜も同様の展開が見込まれ、いつ出るともわからない報道を待つ事になりそうです。
執筆者 : 神田卓也|株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役調査部長
株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 証券株式会社を経て、1991年㈱メイタン・トラディション入社。インターバンク市場にて、為替・資金・デリバティブ等の取引業務を担当し、国際金融市場に対する造詣を深める。2009年同社入社。