【本日の見通し】レンジ取引基本も、上値に重さ
米中通商協議にらみの展開が続く。
協議進展期待が強いが、条件交渉がぎりぎりまで続くことは本来想定内。
もっとも、両国のメンツの問題も大きく
これまでぎりぎりで決裂してきた経緯からも
楽観論が若干後退して生きている。
とはいえ、下がったところでは買いが出る流れ。
米景気のここにきての好調さもドル買いに寄与しそう。
前回コアベースの前月比がここ4年ほどで最大の下落率を示すなど
弱めの数字が目立つ米生産者物価指数などにも注目。
前月比では、前回が弱かった分プラス圏回復期待も
前年比では伸びが大きく鈍化見込み。
予想前後の数字が出てくると来月はともかく来年以降の利下げ期待につながり
ドル売りの動きが強まる可能性も。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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