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ポンド売り先行も一服、英議会の動向見極めへ=ロンドン為替概況

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ポンド売り先行も一服、英議会の動向見極めへ=ロンドン為替概況

 22日のロンドン市場は、ポンド売りが先行もその後は一服。連日、英議会では英政府の離脱法案の採決が先延ばしとなっているが、本日はこのあとに採決に持ち込まれる可能性があり、ポンド相場は神経質な動きをみせている。序盤は売りが先行し、ポンドドルは1.29台前半、ポンド円は140円台前半へと軟化した。欧州株は売りが先行したが、次第に下げ渋りプラスに転じている。米債利回りの低下も一服。英経済統計で弱い数字がでたものの反応薄で、ポンドの下げも一服。ただ、戻りも限定的で、英議会動向待ちとなっている。ドル円やクロス円も売り先行後に下げ渋りとなっている。ドル円は108円台半ばまで軟化、ユーロ円は120円台後半へと下押しされた。ポンドと同様に上値に重さは残っている。

 ドル円は108円台後半での取引。東京不在のアジア早朝に108.73レベルまで買われる場面があったが、その後は売りが継続。ロンドン序盤には一段と下げて、108.49レベルの安値をつけた。ただ、売り先行で始まった欧州株が次第にプラス転換し、米債利回りの低下も一服すると、108.60近辺へと下げ渋っている。

 ユーロドルは1.11台前半での取引。アジア市場では1.1150-60レベルでの揉み合いが続いた。ロンドン序盤にポンド売りが先行すると、連れ安となり1.1133レベルまで下落した。その後は下げ一服も、1.1150レべルには届かず安値圏での取引が続いている。ユーロ円は121.10-20レベルでの揉み合いを下放れると、120.81レベルまで下落。その後は121円を挟む水準で取引されている。ポンド相場に連れた値動きとなっており、ユーロ自体の材料は特段みられなかった。EUはイタリアの予算案は必要とされる政策に沿っていないと指摘したが、報道に対する反応はほとんど確認されなかった。

 ポンドドルは1.29台半ばでの取引。アジア市場では1.29台後半でじり高となっていたが、ロンドン勢は売りから参入したが、その後は下げ渋りとなっている。このあと英議会で再び離脱法案の採決に向かう可能性があり、議会の動向を見守る姿勢となっている。ポンドドルは1.29台後半から1.2922レベルまで下落、ポンド円は141円近辺から140.22レベルまで下落した。安値を付けた後で、10月英CBI製造業受注指数がマイナス37と7カ月連続でのマイナスとなったが、一段のポンド売りの反応は限定的だった。その後は欧州株が序盤の下げを消す動きもあってポンドドルは1.29台半ば、ポンド円は140.70近辺へと買い戻されている。ただ、ロンドン朝方の水準までは戻しきれていない。

MINKABU PRESS 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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