アジア株 上海株は小動き、香港法案を巡り米中対立懸念が再燃
東京時間11:14現在
香港ハンセン指数 26904.72(+240.44 +0.90%)
中国上海総合指数 2979.69(+0.98 +0.03%)
台湾加権指数 11137.13(-25.70 -0.23%)
韓国総合株価指数 2079.14(-3.69 -0.18%)
豪ASX200指数 6707.60(-28.94 -0.43%)
アジア株はまちまち。
上海株は前営業日終値を挟んで推移、米中対立懸念が再燃。
米下院は15日、「香港人権・民主主義法案」を可決した。これに対し中国外務省は「香港法案成立なら強力な報復措置を講じる」と表明した。また、中国全国人民代表大会外事委員会も16日、声明を発表。「米下院は香港法案を可決し、公然と香港のことに手を出し、乱暴に中国の内政に干渉している。我々はこれを強く非難する上、断固として反対の意を表す」とした。
米共和党上院議員は、中国の報復表明を受けてもなお、香港人権法案を迅速に審議する意向を示した。上院での採決の日程はまだ未定。
香港株は0.90%高。香港林鄭月娥行政長官が16日、景気政策を発表したことが好感されている。対策として住宅ローン規制の緩和、学生への現金支給、低所得世帯への助成増額などを挙げている。
執筆者 : MINKABU PRESS
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