円安を好感し買い先行 21900-22200のレンジ◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

●14日のNY株式市場は様子見ムードで小幅反落。前週末はトランプ米大統領が米中貿易協議について「大きな合意の第一段階に至った」と述べ、中国が米農産物の輸入を拡大する一方、米国は15日に予定していた中国製品に対する制裁関税の引き上げを見送ると伝わり、319ドル上昇した。ダウが前週後半の3日間で652ドル上昇した後だけに、利益確定の売りも出て様子見になった。

ダウ工業株　　　　２６７８７.３６（－　２９.２３）▼０.１１％
ナスダック　　　　　８０４８.６５（－　　８.３９）▼０.１０％
Ｓ＆Ｐ５００　　　　２９６６.１５（－　　４.１２）▼０.１４％

●本日の日経平均は円安を好感し、買い先行と読む。ＣＭＥ日経平均先物の終値は２万１９９５円で、連休前の東京市場の日経平均終値２万１７９８円と比べ２００円ほど高い水準。

●シカゴグローベックスNYダウ先物26ドル高（執筆時）。

●日経平均のポイント
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　２万１９９５円　ＣＭＥ日経平均先物
　２万１７９８円　連休前終値
　２万１６９６円　２５日線
　２万１５５４円　５日線

●今週の主な予定　

15(火)
○中 9月 PPI
○中 9月 CPI
○独 10月 ZEW景気期待指数
○独 10月 ZEW現況指数
○欧 9月 準備資産総額

16(水)
○欧 9月 CPI改定値
○米 9月 小売売上高

17(木)
○米 9月 住宅着工件数
○米 10月7日週次 新規失業保険申請件数
○米 10月 フィラデルフィア連銀業況指数
○米 9月 鉱工業生産
○欧 EU首脳会議（～１８日）

18(金)
○日 9月 全国CPI
○中 9月 固定資産投資
○中 9月 鉱工業生産
○中 9月 小売売上高
○中 Q3 GDP
○米 前週分 CFTC建玉明細