方向感なくもみ合い 21900-22200のレンジ◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆
方向感なくもみ合い
●26日のNY株式市場は反落。トランプ米大統領が7月にウクライナのゼレンスキー大統領に対し、圧力かけたとする疑惑について弾劾に向けた調査を開始。米政府を巡る不透明感が重しとなり売りが優勢で、ダウは一時160ドルを超える下げをみせる場面もあった。米中貿易協議において「中国企業が米国産の大豆と豚肉を大量に買い付けた」と発表したことを受けて、米中融和への期待からダウは一時プラスに転じる場面があったがマイナスで引ける。
●本日の日経平均は方向感なくもみ合いと読む。CME日経平均先物の終値は2万1965円で、昨日の東京市場の日経平均終値2万2048円と比べ80円ほど安い水準。本日早朝の大阪取引所の日経平均先物終値は2万1970円と、前日の清算値と比べ110円高い水準。
●日経平均株価のポイント
2万2255円 9月19日高値
2万2058円 5日線
2万2048円 昨日終値
2万1999円 一目転換線
2万1965円 CME日経平均先物
●今週の主な予定
27(金)
○欧 9月 消費者信頼感指数確定値
○米 8月 消費支出季調値
○米 9月 ミシガン大消費者信頼感指数
国内・外資の大手金融機関で経験を積んだのち、『あすなろ投資顧問』に在籍。市場動向分析、市場心理分析、チャートだけでは語らない「大局的な視野」を持ち日々銘柄を分析。顧客に寄り添うアドバイスに定評があり、個人投資家の資産形成をサポートいたします。