続落、米原油在庫が2週連続で増加=NY原油概況
NY原油先物11月限(WTI)(終値)
1バレル=56.49(-0.80 -1.40%)
ニューヨーク原油の期近は続落。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が0.80~0.76ドル安。その他の限月は0.70ドル安~0.04ドル高。
米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で原油在庫が増加したことが重し。増加は2週連続。ガソリンの需要期が終了し、製油所への原油投入量が減少していることが在庫を押し上げた。来月の米中通商協議に対する警戒感や、トランプ米大統領弾劾に向けた調査が始まることも原油相場の圧迫要因だが、米株式市場は堅調だったほか、ドルも買われた。
時間外取引で11月限は軟調に推移。米石油協会(API)が発表した米週間石油在庫統計が重しとなった。通常取引開始後は55.55ドルまで一段安となったが、引けにかけては下げ幅を縮小した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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