フェデックスが大幅安 貿易問題や世界経済減速で通期見通し下方修正=米国株個別
フェデックスが大幅安。6-8月期決算を発表しており、売上高は予想範囲内だったものの、1株利益は予想を下回った。特に通期の利益見通しを下方修正しており、予想も大きく下回っている。前回示した見通しでは1桁台半ばの減益見通しを示していたが、今回の見通しはそれ以上の減益率となる。
営業利益率が前年から低下しており、同社は声明で「見通し悪化に対応するため経費削減の取り組みを強化する」と述べていた。また、スミスCEOは「貿易問題激化や政策の不透明感に伴う世界経済減速の悪影響を受ける」と説明した。
(6-8月・第1四半期)
・1株利益(調整後):3.05ドル(予想:3.15ドル)
・売上高:170.5億ドル(予想:170.6億ドル)
・営業利益率(調整後):6.0%(前年:7%)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):11.00~13.00ドル(予想:14.73ドル)
(NY時間10:04)
フェデックス 150.64(-22.66 -13.08%)
minkabu PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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