シグネットが大幅高 コスト削減と在庫管理徹底が奏功=米国株個別
宝飾品小売のシグネット・ジュエラーズが大幅高。5-7月期決算を発表しており、既存店売上高は減少したものの予想ほどではなかった。一方、1株利益が予想を大きく上回ったことを市場は好感している模様。通期の利益見通しも上方修正している。売上高は減少が続いているものの、コスト削減と在庫管理を徹底させたことが奏功した。
主力ジュエリーブランドの「Kay」の既存店売上高は減少したものの予想ほどでなかったことや、同じく「Zales」は予想外の増収となった。
(5-7月・第2四半期)
・既存店売上高:-1.5%(予想:-3%)
北米:-1%(予想:-2.8%)
海外:-7%(予想:-6.8%)
・1株利益(調整後):0.51ドル(予想:0.25ドル)
・売上高:13.6億ドル(予想:13.4億ドル)
eコマース:+4.4%
・粗利益率:33.6%(予想:33.9%)
(8-10月・第3四半期見通し)
・既存店売上高:-1~-2%
・1株利益(調整後):-1.02~-1.16ドル(予想:-0.92ドル)
・売上高:11.4~11.6億ドル(予想:11.3億ドル)
(通期見通し)
・既存店売上高:-1.5~-2.5%
・1株利益(調整後):2.91~3.23ドル(従来:2.88~3.27ドル)
・売上高:60~60.3億ドル(従来:60~60.6億ドル)(予想:60.1億ドル)
(NY時間10:48)
シグネット 13.30(+2.29 +20.75%)
minkabu PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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