ややドル買いの動き ドル円は106.65円近辺=NY為替
NY時間の終盤に入ってややドル買いの動きが見られており、ドル円は106.65円近辺、ユーロドルは1.1085ドル近辺まで値を落としている。
午後になってFOMC議事録が公表されたが、「大半が7月の利下げは拡大局面途上での調整(ミッドサイクル・アジャスト)」と判断していたことが明らかになっている。
パウエルFRB議長のFOMC後の会見での言及通りではあったものの、市場の期待ほどハト派ではない印象もあったのかもしれない。2人が0.5%の利下げを支持していたが、選択肢は維持すべきとの見解で一致しており、全体的には保険的な利下げを強調していた印象が強い。今回のFOMC議事録はパウエルFRB議長のFOMC後の会見以上の新たな情報は見当たらない。
USD/JPY 106.63 EUR/USD 1.1084
minkabu PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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