【海外市場の注目ポイント】7月のユーロ圏消費者物価指数確報値
日本時間午後6時に7月のユーロ圏消費者物価指数確報値が発表される。総合の大方の予想は前年比0.9%上昇、コアの大方の予想が同1.1%上昇となっており、総合の前年比、コアの前年比とも、それぞれ速報値の0.9%上昇、1.1%上昇から変わらないとみられている。レーン・フィンランド中銀総裁が前週に「欧州中央銀行(ECB)は次回の9月理事会では、大規模で、インパクトのある景気刺激策を打ち出す必要がある」との見解を示すなか、7月のユーロ圏消費者物価指数確報値が速報値から予想外の下方修正となれば、ECBの9月の追加緩和観測が一段と強まり、ユーロが売られる可能性がある。
minkabu PRESS編集部
執筆者 : MINKABU PRESS
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